こんにちは!
梁です!
先日、USJに行きました。
日曜日に行ったのですが、連休の中日というのとハロウィンの時期というのもありとってもたくさんの方がいました。
ハリウッドドリームザライドという人気のジェットコースタは特に人が多く、待ち時間予想時間が230分というのを見てとても驚きました。
乗り物には1つも乗ってませんが、写真を撮ったりゾンビのイベントを楽しみました。
またすいている時期に行きたいです。
今回は「ばね指です」
ばね指とは
ばね指は女性に多くみられる病気です。
男性でも、手先をよく使うお仕事をなさる方などに見受けられることもあります。
指を曲げて、伸ばそうとすると、指がばねの様になってスムーズに伸びなくなります。
ひどい場合には、指が曲がったままになってしまい、反対の手で戻さないと伸びなくなります。
そして、曲がった指が元に戻るとき、痛みを伴います。
原因
指の曲げ伸ばし運動は、前腕と指をつなぐ筋肉の働きによって達成されています。指と前
腕をつなぐ筋肉は腱となって骨につながることになりますが、指先の運動に伴って腱が安
定性を保てるように「靭帯性腱鞘」と呼ばれる組織で補強されています。
腱鞘は鞘さやという字を使いますが、むしろバンドのようなループになっていて、その中を腱
が行き来することで指の曲げ伸ばしを滑らかに行なうことができます。手指を曲げ伸ばし
するときには腱鞘の中を腱が往復するように動きます。この部分の通過障害による炎症を
腱鞘炎といいます。
指の腱鞘が何らかの原因でむくんで厚くなったり、硬くなったりすると、腱鞘とその中を通っている屈筋腱くっきんけんがこすれ合い、炎症のために腫れてきます。このため、腫れた部分が引
っかかって、指を伸ばそうと強い力を加えると「カクン」と跳ねるようになります。この
ように発症するのがばね指です。
通過障害が起こる原因は、腱鞘が肥厚(むくみなどのために厚みが増すこと)したり、硬
くなることによります。年齢が高くなるにつれて腱鞘の組織が硬くなりますが、糖尿病の
方は結合組織に病変を起きやすいため、さらにリスクが高くなります。パソコンのキーボ
ードでの入力作業や楽器の演奏などで指をよく使う人や、中高年の女性に多く見られま
す。その他、関節リウマチ、透析などもばね指発症のリスクを高めます。
症状
ばね指は「腱鞘炎」であることから、炎症に関連した症状が出現します。炎症は指先に見
ることになり、指の付け根における痛みや腫れ、熱感、機能障害を呈することになりま
す。ばね指の症状は朝方が強く、日常動作を重ねることで徐々に症状が緩和されることに
なります。
ばね指は進行すると、指の曲げ伸ばしがスムーズに出来なくなる「ばね現象」と呼ばれる
症状を見るようになり、指が引っかかるような動作をするようになります。さらに悪化す
ると指が動かなくなってしまうこともあります。
治療
ばね指では、安静や局所へのステロイド注射、手術療法などが治療として行われることに
なります。ばね指では炎症を和らげるために安静にすることは重要であり、可能な限り誘
因となっている指先の動作を控えることとなります。この際、関節を固定してしまうと関
節が拘縮(固くなること)してしまうことが危惧されるため、装具での固定などは基本的
に行いません。むしろ関節が固まらないようにストレッチなどを行なうことが促されま
す。
痛みが強く生活に支障をきたす場合には、炎症が生じている腱鞘の内部にステロイド薬を
直接注射します。特にトリアムシノロンという薬が腱鞘炎に非常によく効きますトリアム
シノロン以外のものは効果が弱く、効きがよくありません。ただし、ステロイド注射には
相応の副作用もありますので、何度も繰り返し使用することはできません。あまりに頻回
に使用すると腱が弱って切れてしまうこともありえますので、トリアムシノロンの注射を
してもなお再発を繰り返すようであれば、最終的には手術をするというステップになりま
す。手術では引っかかりが生じている腱鞘を開くことになりますが、傷口は小さくすみま
す。
なお糖尿病の方は腱鞘炎になりやすく、これは同時に再発を招く要因でもあります。再発
を繰り返さないためには、糖尿病の治療もしっかりと行なっていくことも重要です。