むち打ち症
むち打ち症とは、交通事故やスポーツ等で首や背中に外力が加わり、首が前後にムチのようにしなる事が原因で生じる首の痛みや肩の痛みなどのことで、首がムチのようにしなることから生じるので、”ムチ打ち症”(むちうち症)と呼ばれています。
むち打ち症は、首の運動範囲を超えて、それ以上に伸展、屈曲されることで、首の関節や靱帯、筋肉などの軟部組織が損傷して、首の痛みや肩の痛みなどが現れます。
発症原因としては、交通事故(車の追突事故等)により、むち打ち症を生じることが多いのですが、体操等のスポーツ障害として発症することもあります。
むち打ち症について
むち打ち症の3つの型
- 頚部捻挫型のむち打ち症
- 頚椎をとりかこんでいる筋肉や靱帯、関節包の損傷で主に頚部、肩、背中の疼痛、運動制限が現れます。
- 神経根型のむち打ち症
- 頚椎に歪みができると神経の通り道が狭くなり、頚椎から出る神経が圧迫され、首の痛みや頭痛、腕のしびれ、痛み、だるさ、筋力低下、知覚鈍麻、首や肩の関節の運動制限などが現れます。
- バレ・リュー症候群型の
むち打ち症 - 背中を走っている後部交感神経を損傷したり、圧迫を受けると頭に行く血流が低下し、首の痛み、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などの症状が現れます。
この三つの症状の混合型も多く見られます。
むち打ち症に対する、当院の施術法と考え方
施術は保存的施術が主体です膀胱直腸障害などの急を要する症状がでたり、長期間にわたって保存的施術をしても重度の疼痛やしびれが改善されない場合に手術をする場合が多いです。
当院では、これら筋や骨が原因としている坐骨神経痛については大部分が骨格(骨盤や股関節等)のバランスの崩れからくる筋の過緊張が原因としていると考えています。
骨盤は人が体を動かす時に重心バランスをとるセンサーの役目をします。骨盤が動かないと人は体を動かす時にうまくバランスを保てないのです。
このような状態で長期間過ごすと筋肉の過緊張が生じ神経の流れを悪くしてしまいます。
当院の施術法は骨格の基本軸である骨盤や股関節、背柱の生理的な動きを回復させる矯正をおこなうことによってこれらの症状に対応しています。
また当院では、MHW(マイルドホットウェーブ)という機器があります。
交通事故以降に発症し易い神経系の不調に対しては、特殊なパルス光を当てる事により自律神経バランスを整える効果があり、過度の筋緊張に対しても深部温度を上げる効果とリラックス効果により筋緊張を和らげる効果があります。
早期回復オススメコース
上記の3つのメニューを組み合わせることで早期回復が期待できます!
※保険診療、または自費診療を必ず受診していただく必要があります。