ジャンパー膝

ジャンパー膝という言葉を聞いたことはありますか？ジャンパー膝というのは別名を膝蓋靭帯炎と言い、スポーツ（特にバレー、バスケットボールのようにジャンプ動作がよくある競技）をする人に起こりやすい膝の痛みを主訴とする疾患です。
ジャンプやキックなどの膝の屈伸運動での膝靭帯や太ももの使いすぎにより、周囲の微細損傷を引き起こすことにより起こります。12歳～20歳の男性に多く発症し、スポーツを盛んに行い、筋肉の発達が追いつかないためにジャンパー膝になりやすいと考えられます。

ジャンパー膝

ジャンパー膝について

ジャンパー膝の症状

運動開始時に膝の前面に痛みが生じ、膝のお皿のすぐ下を押すと痛みを認めます。痛みは特に、ジャンプの瞬間・踏み切りの瞬間に強くなります。また、痛みに伴い患部の熱感、腫れも出てきます。

ジャンパー膝

ジャンパー膝の施術

応急処置として、患部のアイシングが一番効果的です。痛みが運動前後に起こるようならば、スポーツ活動の制限や休止をし、安静を心がけます。
基本的にはスポーツを行いながらの施術になります。スポーツ前に太ももを中心としたストレッチの徹底、膝のサポーターの着用、スポーツ後にはアイシングをしっかりすることが大切です。