骨場矯正コラム第4回 ~自分で出来る骨盤矯正、産後のケア
皆さんは自宅で簡単に骨盤矯正ができる事を知っていますか??
実はストレッチをするだけで骨盤の歪みをセルフケアすることができるんです!!
今回は「骨盤矯正ストレッチ」を皆さんに紹介いたします。
下半身太り
下半身太りは骨盤の傾きからくる体の歪みが大きな原因になっていることがあります。
体が歪んでいる状態だと血行は悪くなり代謝が低下やすくなります。
すると脂肪をため込みやすい体になっていくのです。
さらに、骨盤が傾くことによって体の重心がズレていると体がバランスをとろうとします。
すると太ももやふくらはぎに本来は必要ない余計な力がかかり、筋肉が肥大化している場合も。
この余計に鍛えられてしまっている筋肉も脚を太くしている原因の一つなのです。
下半身のむくみ
むくみの原因は、余分な水分や老廃物をため込んでしまうこと。
血液やリンパ液が一緒に運ぶことで循環する仕組みになっています。でも骨盤が傾いている状態だと血行やリンパの流れが悪くなってしまうため、スムーズにいかなくなってしまうのです。
姿勢が悪くなる
姿勢が悪いと筋力が低下してしまいます。そして、筋力が低下することで姿勢が悪くなる、という悪循環に陥ってしまいます。骨盤が傾いた状態で筋肉にクセがついてしまうことで姿勢を直しづらくなり悪化する要因になってしまうのです。
*ボディラインが崩れる
骨盤が傾いているだけで、全身に影響が及びます。
骨盤周りだけでなくそこから連動している体幹部周りの筋力も低下しがちなため、体のたるみの原因に。
筋力低下は体に脂肪をため込みやすくしてしまいます。
腰痛・肩こり
骨盤が傾いていると体は正しい姿勢を保つためにバランスをとろうとします。すると左右や前後どちらか一方の筋肉に負荷がかかったり、緊張状態を保つようになったりするため血行も悪くなり、肩こりや腰痛の原因となるのです。
ポッコリお腹
女性は特に、骨盤の位置のズレがポッコリお腹の原因となっている人が多いです。
女性は体幹筋が男性ほど強くないため骨盤底筋などでも内臓を支えているのですが、骨盤が傾くことでしっかりと内臓が支えられなくなるため内臓が下がりポッコリお腹の原因となってしまうのです。
また下がった胃が腸を圧迫したり、腸そのものが下垂したりすることで、便秘の原因にも。
骨盤が傾いて体の重心がズレるだけで、こんなにたくさんの症状を招いてしまうんですね。
でも、逆に言えばこういったことでお悩み症状は骨盤の向きを正すだけで、症状を解消する効果があるのです。
骨盤が傾いて歪んでいる状態の体をリセットし、正しい姿勢を維持できるようにするためのストレッチをご紹介します。
骨盤ほぐしストレッチ①
歪んだ状態で固定されてしまっている筋肉をほぐすためのストレッチです。
①仰向けで寝ます
②足の裏と裏を合わせます
※背中や足が浮かないようにします
③そのまま30秒キープします
④次に足を外側へ折り曲げてW字にします
※足が浮かないようにしましょう
⑤そのまま30秒キープします
骨盤ほぐしストレッチ②
このストレッチを行うことで、腰・お尻・股関節・太ももを伸ばしほぐすことができます。
①仰向けで寝てひざを立てます
②左足であぐらをかくようにして、右の太ももの上に乗せます
③右ひざを両手で抱えて、胸の方に引きます
※頭と肩甲骨は床から離れないように。お尻は浮いてもOK。
④15秒キープします
⑤左右の足を交代して同様にストレッチします。
①2セット行います
骨盤を正しくキープするためのエクササイズ
骨盤を正しい位置でキープするためのインナーマッスルを鍛えることができるエクササイズです。
①足を伸ばして座ります
②そのままお尻で歩きます
※腰をねじるようにして歩きましょう
③前に進んだり後ろに進んだりを30秒続けます
骨盤を正しく立てるストレッチ
このストレッチを行うことで、骨盤を正しく立てやすくなります。
②足を伸ばして座り、右ひざを立てます
③右足で左足をまたぎます
※右のお尻が浮かないように注意!
④背筋を伸ばして腹筋に力を入れます
※お尻から太ももの筋肉が伸びるように
※この体勢で骨盤がきちんと立ちます
⑤15秒キープします
⑥左右の足を交代して同じようにストレッチします
⑦2セット行います
骨盤矯正の重要性と方法についてお届けしてきましたが、いかがでしたか?
真ん中で体を支えている骨盤。私たちの体を改善したいときの重要なポイントなんです。
今回お届けした方法は自宅で手軽にできるものばかり。
まずは骨盤の位置をチェックして正しい場所へ戻してあげてくださいね。