こんにちは、梅雨入りしましたが、
今週はいい天気が続きそうですね!
湿度が高い時ほど、熱中症などになりやすいので
皆さま、注意してくださいね!
先日、念願かなって
「平成中村座」の名古屋公演に行ってきました!
ず~っと興味のあった歌舞伎。
本当に行って良かった!すごく面白かったです。
違う演目も気になるので、機会があれば行ってきます!
普段、あまり触れない文化的なものに、
もっと触れれるようにいろんなところにいけると
より楽しみが増えそうです。
さて、今回は「野球肩」についてです。
名前の通り、野球をしている人に多い症状ですが、
ハンドボール・バレーボール・陸上の槍投げなど
肩に負担が大きくかかるスポーツをしている人に
起こりうる症状です。
「野球肩」とは、ボールを投げる動作から
投げ終わった後にでる
肩の痛みの事で、繰り返し投球動作をし
使いすぎたために
肩関節周囲の組織に生じた
様々な障害を総称したものです。
総称と言うように、
一言で「野球肩」といっても痛める場所や原因によって
診断名が異なります。
野球肩と診断される時、多くの場合は
インピンジメント症候群・上腕二頭筋長頭腱炎
肩峰下滑液包炎・
上腕骨骨端線障害(リトルリーグショルダー)など
と言われます。
主な症状は、上記に記した通り、
ボールを投げる時に肩関節周辺に
痛みを生じ、投球動作に支障が出ます。
また、棘上筋や棘下筋などの外から
観察できる筋肉の筋萎縮
上腕二頭筋長頭腱や肩峰下滑液包などの圧痛、
肩関節可動域の低下、
肩関節の不安定性などがみらます。
治療方法は、
もちろん、痛みが強く・患部が赤くはれている場合は、
炎症を抑える処置をしながら数日間安静にします。
炎症が落ち着いた所から、
関節周りの筋肉の緊張を取るための
手技療法・ストレッチをしてきます。
その後、肩関節周囲筋
(俗にインナーマッスルと称される筋肉を中心に)の
筋肉トレーニングを行います。
治療中、状態をみて投球練習も組み込んで行きます。
当院でも、これからの時期、
学生さんが「野球肩」で悩まれて
来院される事が多くなります。
肩だけでなく、トータルバランスで体を診ながら
一人一人に合わせて、施術をしていきます。
後に、痛みが出にくい体作りまで
しっかりとさせて頂きますので、
お困りの事がありましたら、お気軽にご連絡ください。
次回は、野球肩のなかでも多く診られる
「インピンジメント症候群」
についてお話させて頂きます。