産後と腱鞘炎について

産後は腱鞘炎が起こりやすい時期です。腱鞘炎とは、腱（筋肉と骨をつなぐ組織）が通る腱鞘という部分に炎症が生じ、手首や親指の付け根に痛みや腫れを引き起こす状態です。特に「ド・ケルバン病」という親指を動かす腱に起こる腱鞘炎が多く見られます。

産後に腱鞘炎が発症しやすい理由は、赤ちゃんの抱っこや授乳などで手首や親指に負担がかかること、ホルモンの影響で関節や腱が柔らかくなり炎症を起こしやすいことが挙げられます。さらに、育児による疲労や睡眠不足が回復を妨げ、症状を悪化させる場合もあります。

症状としては、手首や親指の付け根の痛み、腫れ、力を入れる動作の困難が挙げられます。予防には、正しい抱っこの仕方や授乳クッションの使用、手首を休める工夫が効果的です。痛みが強い場合は、固定具の使用や冷却、接骨院や鍼灸治療でのケアがおすすめです。適切な対応を行い、育児を快適に続けられるようにしましょう。
もちろん、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。

今の痛みの状態も含め、お気軽にご相談くださいね。

 

 

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