「隠れ冷え性」とは、手足が冷たく感じられないものの、体の内側が冷えている状態を指します。自覚がないため見過ごされがちですが、放置するとさまざまな不調や病気を引き起こす可能性があります。ここでは、隠れ冷え性が原因となりやすい病気トップ3を紹介します。
1. 自律神経失調症
隠れ冷え性は自律神経の乱れを引き起こしやすく、ストレスや睡眠不足も相まって、自律神経失調症のリスクが高まります。体温調節機能がうまく働かず、動悸、息切れ、頭痛、倦怠感、不眠など、全身の不調が現れます。特に、季節の変わり目に症状が悪化する人が多いのが特徴です。
2. 婦人科系疾患(生理不順・子宮内膜症など)
女性は男性よりも筋肉量が少なく、冷え性になりやすい傾向があります。隠れ冷え性によって骨盤内の血流が悪化すると、子宮や卵巣の機能が低下し、生理不順や生理痛の悪化、子宮内膜症、不妊症のリスクが高まります。下腹部が重い、痛いといった症状が続く場合は、早めの対策が必要です。
3. 免疫力の低下による感染症のリスク増加
体温が1℃下がると、免疫力は約30%低下すると言われています。隠れ冷え性により内臓が冷えると、腸の働きが低下し、免疫細胞の活動が鈍くなります。その結果、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの感染症にかかりやすくなります。特に、体調が整いにくい季節の変わり目に注意が必要です。
隠れ冷え性を改善するための対策
これらの病気を予防するためには、適度な運動や入浴、バランスの取れた食事が効果的です。温かい飲み物を取り入れたり、腹巻きやレッグウォーマーで体を温めたりするのもおすすめです。自覚がない「隠れ冷え性」こそ、早めの対策が健康を守るカギとなります。もちろん、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。
今の痛みの状態も含め、お気軽にご相談くださいね。
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