今回は2つ紹介してきます。
・「変形性膝関節症」は進行度によって症状が変化します。
「軽度」
骨と骨のすき間が少し狭くなり軟骨が減ってきます。
軽度の場合「立ち上がるときなどに痛む」「膝の関節がこわばる」「初動時に痛む」などの症状が現れます。
「中等度」
関節軟骨や半月板がすり減り、骨と骨のすき間がさらに狭くなります。
中等度の場合、膝を完全には曲げられず「正座がしにくい」「階段の上り下りで膝が痛む」「膝に水がたまりやすい」などの症状が現れます。
「重度」
軟骨や半月板がほとんどなくなり、骨がむき出しになって骨と骨が直接、接触するようになります。
重度の場合、膝関節の変形も進み、痛みが強くなります。「動いていなくても痛む」「膝の屈伸が難しい」「歩くときにひざが横揺れする」「歩行困難」などの症状が現れます。
・オスグット病
脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛みが起きます。
時には赤く腫れたり、熱を持ったりします。
休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
発育期のスポーツ少年に起こりやすいのが特徴です。