こんにちは!梁です!
最近、院のみんなで筋トレをしています。筋トレは前々からしたいなと思っ
ていたのですが、なかなかはじめの一歩を踏み出せずにいました。そんな時
に院長先生からみんなで筋トレしようか!と言っていただきみんなでするこ
とになりました。ホグレルの松田トレーナーの指導のもとみんなでマッチョ
になれるように頑張っていきたいです。
今回は「セーバー病」についてです。
セーバー病とは
踵骨とは、かかとの骨のこと。骨端とは、骨のはじっこという意味。つまり
セーバー病/踵骨骨端症(ここからはセーバー病で統一します)とは、かか
との骨のはじっこ(後ろ側と下側)に痛みが起こるケガ(痛みの起こる詳し
い位置は下で)のことです。
そしてこのセーバー病は、成長期である7〜15歳くらいの子供に起こるケ
ガであり、これくらいの年齢の子供には、比較的よく起こるケガです。ま
た、「運動をする活発な子供」もしくは「肥満気味の子供」によく起こりま
す。
症状
一番の症状は、歩いたり走ったりジャンプを
するときに起こる、かかとの痛みです。あま
り多くはありませんが、もしセーバー病のケ
アをせず、痛みがあるにもかかわらず運動を
し続けると、剥離骨折(腱が骨を引っ張るこ
とによって、骨が剥がれてしまう骨折のこ
と)が起きる可能性もあります。
運動中の痛みを抑えるのに一番効果がありそうなのは、「アーチをサポート
する装具(インソール)」と「ヒールカップ」です。上で説明したように、
痛みが発生する原因は、アキレス腱と足底筋膜がそれぞれ反対方向に引っ張
ることで骨端線の部分に腫れが起きます。そのため、その反対側に引っ張ら
れる強さを抑えることが、痛みを抑えるポイントになります。
インソール(上写真)は、土踏まず(=アーチ)をつくることで、走ったり
ジャンプ後の着地などのときの足への衝撃を和らげる/吸収することを助け
ます。
痛みが出たら、まずはアイシングなどの「PRICE」を行なって応急処置。成
長期の子供でかかとの下や後ろ側に痛みがあるからといって、それが必ずし
もセーバー病であるとは限りません。痛みが続くようであれば病院(整形外
科)に行ってお医者さんに診てもらい、診断を受けましょう。