最近、蒸し暑くなったな~と思っていたら、
局所的な大雨で、自然災害が多発しています。
ニュースを見るたびに、
心苦しくなると共に
他人事ではない事を実感します。
しかし、いくら災害への準備をしても
その時にならないと分からない事も多いです。
なので、何があっても頑張ると言う心構えを
持ちたいとニュースなどの情報を見るたびに思います。
今回の大雨で被害に会われている皆様が、
早く日常に戻れる事を祈っています。
さて、話は変わりますが
今回は「肘部管症候群」についてです!
肘関節は、上腕骨・撓骨(とうこつ)・尺骨(しゃっこつ)の
三つの骨と周囲の筋肉・腱で構成されています。
その肘関節の内側には、
尺骨神経と言う神経が走行しています。
この尺骨神経が何らかの原因で障害されてしまうことで
「肘部管症候群」になってしまいます。
「肘部管症候群」の症状は、
初期症状で、薬指の小指側と小指の痺れと
痛みがおこります。
尺骨神経は、薬指の小指側と小指全体の感覚を
支配しています。
そのため、手の甲・手のひら両側に症状が出るのが
特徴です。
症状がすすむと、手から前腕部の小指側まで
痛みや痺れが広がったり、
感覚が鈍くなったり、
薬指と小指がまっすぐの伸ばしにくくなったり、
徐々に箸が持ちづらくなるなど日常生活により
支障をきたすようになります。
重度になると、手の筋肉が萎縮してしまい、
筋肉がやせてしまいます。
そうなると、筋力低下が起こるため、
力が入れにくくなります。
その上、完全に指が伸ばせなくなると
「鷲手変形」を引き起こします。
次回につづく・・・