こんにちは梁です!
最近涼しくなってきましたね!
特に夜の気温が大好きでとても気持ちがいいいです。
秋は美味しい食べ物が沢山あり個人的に一番好きな季節です。
食べ過ぎて太ってしまわないように気をつけないとですね。
では今回はシンスプリントについてです。
シンスプリントの「シン」とは脛(すね)通称「弁慶の泣き所」と言われる場所です。
原因
オーバーユース症の1つであり、繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に
発症しやすい障害です。過度の運動量、運動時間、運動内容、日数またはフォームの変
更、硬い路面、薄く硬いシューズ(踵の摩耗)、下肢の形態異常(O脚、回内足、扁平足
など)、下腿三頭筋の柔軟性低下、股・膝・足関節の柔軟性低下、足関節可動制限などが
発生の誘因となります。このうち、新入部員などにみられる急激な運動量増加が一番悪い
影響を及ぼします。思い当たる点がある人は、すぐに改善しましょう。 病態は下腿内
側筋群の疲労による柔軟性低下、特にヒラメ筋を主として後脛骨筋、長趾屈筋付着部が脛
骨の表面を覆う骨膜を牽引して微細損傷(骨膜炎)をきたし、下腿内側の痛みを発生させ
るものと考えられます。ランナーの発生頻度が高く、その20~50%に発生す
るといわれます。
症状
徐々に発生する下腿内側(主に脛骨内縁中1/3、目安として脛骨内踝より12~20cm上)の
圧痛、運動時痛、腫張が主症状で、足屈筋の抵抗運動で痛みは増強します。
症状の程度は、次の通りです。
Stage1:痛みはあるがウォームアップにより消失する
Stage2:ウォームアップにより痛みが消失するが、スポーツ活動終了近くに痛む
Stage3:日常活動に支障はないがスポーツ活動中、常に痛む
Stage4:局所の痛みは常に存在して日常生活にも支障がある
鑑別疾患
下腿の痛みの原因として脛骨疲労骨折、コンパートメント症候群が挙げられます。実際、疲労骨折の初期像とは鑑別困難ですが、初期治療法は同様でよいでしょう。付着部の筋腱炎はほぼ同様の障害といえます。
治療・リハビリ
治療
運動量など、考えられる上記の原因を制限します。急性期は局所の安静(ランニングの休止)、アイシング(アイスマッサージも)、消炎鎮痛剤を用います。形態補正には足底板を用います。
初期リハビリテーション
痛みの強い急性期はランニングの休止を徹底しますが、局所の安静時期からでも下肢の荷
重運動を避け水泳、エアロバイク(踵でペダルを踏むように)、股関節、足関節、アキレ
ス腱を中心とした下肢のストレッチングを行います。自発痛や歩行時痛が消失したら足趾
でのタオルギャザー、足関節の軽いチューブトレーニングを行います。明らかな圧痛(押
すと感じる痛み。自発痛ではない!)が消失したらウォーキングから始め、次に両脚踏み
切りジャンプで痛みが出なければ軽いランニングを再開します(硬い路面を避ける)。た
だし、練習量を急激に増やすと、再び痛みが出やすいので注意してください。
ハピネス!