こんにちは
岡崎北ハピネス接骨院ブログ
舟状骨骨折について
前回の手関節捻挫の鑑別疾患になるので載せておきます!
どんな外傷か
舟状骨は、手首の関節面を作っている親指側にある楕円形の小さな骨です。
この骨折は、手をついて転んだ時に発生します。
あまり強い症状が出ないと捻挫
()程度と思いこみ
診断が遅れることがあり注意が必要です。
X線検査で見落とされることもあります。
また、骨がつきづらい骨折です。
症状の現れ方
親指を動かすと手首に近い親指の付け根の部分に痛みが出たり
その部位を押すと痛みが出ますが、あまり強い症状は現れません。
受傷後しばらくしても症状が改善されない場合骨折の可能性は高いです。
検査と診断
骨折の診断が難しいため、いろいろな角度からX線写真を数枚撮影します。
CTやMRI撮影が必要となることもあります
治療の方法
ずれが少ない場合には親指から肘までギプス固定をしますが
6週間以上必要となります。
仕事をすると痛みが出たり強く手を握ると痛みが出る場合には
この骨折の可能性があります
とても見分けるのが難しい症状なので要注意です。
腕立て伏せができないなど特徴もありますので早期発見が大事です。