岡崎北ハピネス接骨院
最近、秋らしくなり日が落ちるのも早くなりましたね。
気温差もあり、風邪をひかれる方も多くいらっしゃいます。
皆さん、体調管理には気を付けましょう!
以前、「緊張型頭痛」について書かせていただきました。
頭痛シリーズ第2弾
今回は、「片頭痛」について書かせていただきます。
片頭痛は、頭痛の中で2番目に多いとされています。
緊張型頭痛と混同されがちですが、
メカニズムや対処方法も全く違うので、
参考にしていただけると嬉しいです。
片頭痛の起こるメカニズム
「片頭痛」とは、頭の血管が拡張するために、
血管のまわりの神経が刺激されて起こる頭痛です。
ストレス(緊張)から開放されたときや、
疲労、空腹、睡眠不足、寝過ぎ、ホルモン、食べ物、アルコール、
あるいは濁った空気をすうと血管が拡張するのです。
片頭痛の強い時期には、血管が炎症を起こしているといわれています。
こうなるとガンガンとした耐えられない頭痛となります。
片頭痛の症状
片頭痛は、頭の片側または両側が脈打つようにズキンズキンと痛む病気です。
月に1~2度とか、週に1~2度の頻度で発作的に起こるのが特徴で、
いったん痛み出すと寝込んでしまう、仕事が手につかないなど、
多くの方が日常生活に支障をきたします。
吐き気や嘔吐を伴うことが多く、
また普段はなんでもないような光や音に対して過敏になる、
といった随伴症状がみられることもあります。
しかし、痛みがおさまると健康な人と全く同じように生活や行動ができますし、
片頭痛自体が命にかかわることはありません。
ストレスのある状態を続けたあと、
一段落してホッとしたとき(休日など)にも頭痛が起こります。
頭痛は数時間程度のこともあれば、3日間くらい続くこともあります。
片頭痛は前ぶれ(予兆や前兆)があります
予兆(Prodrome)
片頭痛患者の50%程度には、何らかの予兆がみられます。
症状は、明らかな片頭痛発作が起こる24時間前から徐々に発生します。
片頭痛の前に起る体調の変化です。
予兆は頭痛のあらわれる信号、いわゆる「頭痛信号」です。
あくび、落ち着きのなさ、気分高揚感、
イライラ、空腹感、甘いものが食べたくなる、体のむくみ
などが片頭痛の予兆です。
これらの症状は、特に顕著ではない場合が多く、
そのため患者が自分から特に訴えない場合もある様です。
前兆(Aura)
片頭痛には前兆のある片頭痛があります。
片頭痛の約5分の1が前兆を伴います。
前兆のうち最も多いのが、「閃輝暗点」といわれるものです。
たとえば新聞を見ていると、
視界にチカチカした光(「閃輝」といいます)が現れ、
これが拡大していくにつれ、
元のところは見えにくくなります(「暗点」といいます)。
前兆は、頭痛発現前60分以内に起こり、通常20~30分続きます。
前兆のときには頭痛がありませんが、
前兆が終わると激しい頭痛に襲われます
もっとも、前兆や予兆はその時々によって出る時、出ない時があり
多くは出ない事の方が多いようです。
しかし、頭痛で病院にかかられる時はこういった前ぶれがあるかないかも
診断の判断基準になりますので、覚えておくといいですよ。
片頭痛対策
・安静にする
片頭痛の発作が起きた場合、患者の方にとっては立っているだけでもつらいものです。
そのような時は横になり部屋を暗くして安静を保つのがよいでしょう。
状況が許せば、そのまま眠ってしまうのが一番です。
適度に睡眠をとることは、過敏になった脳を鎮痛させ、
拡張した血管を収縮させる働きがあるかもしれないと考えられています。
もちろん状況によっては寝ることができない場合もあるでしょう。
そのような場合には、座って安静にするだけでも効果はあります。
・頭を冷やす
人によっては頭を冷やすことによって痛みを軽くできる場合もあります。
頭を冷やすには、保冷パックや氷まくらなどをタオルで包んで、
頭の下に敷くようにしましょう。
また、何か冷たいものや冷却シートなどを額に乗せる方法もあります。
(片頭痛は、脳内の血管が拡張することで神経を圧迫され、痛みが出ます。
血流を良くする事は逆効果になってしまいますので、注意して下さい。
例・・・マッサージをする、お風呂につかるなど)
頭痛には、種類があり痛みが出るメカニズムも違います。
対処方法によっては、痛みを悪化させてしまう事もあるので、
気をつけてくださいね。
ハピネスグループの接骨院は、各種頭痛に対しても
状態に合わせて治療をさせて頂きます。
気になる事がある方は、一度来院してみてくださいね~。